不思議なコマ犬

まんが日本昔ばなし『不思議なコマ犬』

あらすじ:

昔々、ある村に遊び好きで勉強が嫌いなタケルという少年がいました。ある日、タケルは村の寺で奇妙なコマ犬に出会います。コマ犬はタケルに「勉強せよ」と言って、タケルの頭上にフンをしました。

タケルは怒ってコマ犬を蹴り飛ばそうとしましたが、コマ犬は頑丈でびくともしません。すると突然、コマ犬はしゃべり出し、「お前は毎日寺に通って勉強しろ。そうすればこのフンは消える」と言います。

タケルは渋々コマ犬の言葉に従って、毎日寺に通って勉強しました。すると、コマ犬のフンが少しずつ小さくなっていきました。ある日、タケルのテストの結果が良かったので、コマ犬はタケルの頭上からフンをすべて取り去り、「よくやった」と褒めました。

教訓:

  • 勉強は大切である。
  • 困難に直面してもあきらめないこと。
  • 人に親切にすること。

登場人物:

  • タケル: 遊び好きで勉強が嫌いな少年
  • コマ犬: タケルの頭上にフンをした奇妙な動物
  • 村人: タケルの行動を心配する人々

舞台:

昔の日本にある村

制作:

  • 原作: 佐々木光
  • 絵: 鈴木義司
  • 監督: 勝間田具治
  • 音楽: 小六禮次郎
  • 制作会社: 日本アニメーション

放送:

1975年3月2日にフジテレビで放送されました。