エビとカラス
あらすじ:
昔、池に住むエビが、カラスに襲われそうになりました。エビは必死に逃げましたが、カラスは執拗に追いかけてきました。すると、エビは池の底に隠れていた亀に助けを求めました。
亀はカラスに、「このエビは私の大切な友だちだ。決して渡さない」と言いました。カラスは亀の頑固さに諦め、空に飛び去りました。
エビは亀に感謝し、「いつか恩返しします」と約束しました。
その後:
ある日、亀が漁師の網に引っかかってしまいました。エビはカラスの真似をして、空高く舞い上がり、漁師の網を引きちぎりました。亀は無事に助かり、エビは約束を果たしました。それからは、エビとカラスは仲の良い友達になりました。
教訓:
- 困っている人がいたら、助けてあげよう。
- 約束は守ろう。
- サイズや力に関係なく、どんな小さな存在でも誰かを助けることができる。